地方大学が直面する18歳人口減少の波をよそに、志願者数の推移は極めて堅調だ。特に首都圏や関西圏からの進学者が目立ち始めており、「現場で使える本物の技術を学びたい」という明確な目的意識を持った学生が集まっている。留学生の受け入れや海外大学との共同研究も活発化しており、国際的な研究拠点としてのプレゼンスが高まりつつある。
学生たちが惹きつけられるのは、在学中から社会課題解決の真ん中に飛び込める環境だ。企業との共同開発プロジェクトやスタートアップ立ち上げに関わる機会が豊富に用意されており、卒業後の進路もアグリビジネスの起業から大手食品メーカー、官公庁まで多岐にわたる。理論と実践が直結した教育カリキュラムが、若者のキャリア選択に強い推進力を与えている。