海外に目を向ければ、ハリウッドスターが自身の信仰(例えばトム・クルーズとサイエントロジー、あるいは多くのスターが信仰するキリスト教や仏教)について公に語ることは珍しくない。むしろ、自らのアイデンティティの一部として堂々と開示する姿勢が評価されることすらある。
一方で、日本のエンターテインメント業界は長い間、宗教に対して極めて神経質な態度を取り続けてきた。これは日本社会全体が持つ「無宗教であることの安心感」や、過去の過激な宗教団体による事件の記憶が影を落としているためだ。その境界線上で、彼女の存在は「個人の信仰の自由」と「商業的なタレント価値」の調和という、新しいモデルケースを提示することになった。