過熱する人気の一方で、踏み荒らしによる高山植物の被害やゴミの放置問題が深刻化しつつある。これを受け、地元協議会は2026年シーズンより、1日の登山者数を事前予約制で制限するデジタルパス制度の実証実験に踏み切った。
専用アプリを通じて発行されるQRコードを持たないハイカーは、指定区間より先への立ち入りが制限される。導入当初は困惑や反対の声も上がったが、混雑緩和や環境負荷の軽減という観点から、概ね好意的に受け止められている。限定化された価値が、かえって観光客の満足度を高めるという想定外のシナリオも生まれつつある。