1989年の放送開始から35年以上続く『所さんの目がテン!』(日本テレビ系)をはじめ、彼は数々の長寿バラエティ番組でメインMCを務め続けている。目まぐるしく変化する日本の芸能界において、四十半ばから70代を迎えた今もなお第一線でトップを走り続けられる背景には、家庭生活の圧倒的な安定感がある。
芸能界の第一線で戦う過酷なストレスを家庭内に持ち込ませないよう、文子さんは常に温かい空気感で彼を迎え入れる。家に帰れば、大スターの「所ジョージ」ではなく、素の「芳賀隆之」に戻れる場所が確実に存在する。この安らぎがあるからこそ、画面越しに伝わる親しみやすさと余裕ある笑いが生まれるのだ。