テレビのリアルタイム視聴率だけでなく、NHKプラスなどの配信プラットフォームでの再生数が重視される時代において、若い世代を引きつける配役戦略は不可欠だ。近年の作品では、SNSで爆発的なフォロワー数を持つモデルや、Z世代から絶大な支持を集める若手アーティストが重要キャストとして抜擢されるケースが目立つ。
しかし、単なる「数字稼ぎ」の話題性だけで生き残れるほど朝ドラの現場は甘くない。画面上で浮いてしまえば即座に視聴者の冷ややかな視線に晒される。制作陣はSNSでの影響力を見極めつつも、厳しい本読みとオーディションを重ね、画面の中で役として真に生きていける人物だけを選び抜いている。