groundsを初めて手にした人がまず驚くのが、球体が連なったようなボリューミーなクリアソールです。ネット上で囁かれる「歩きにくい」「疲れる」というネガティブな評判の真相は、この独創的な構造にあります。一般的なフラットなスニーカーと異なり、groundsのソールは球体のパーツごとに接地面が分かれているため、歩行時の重心移動が独特で、最初は足裏やふくらはぎの筋肉をいつもと違う形で使います。
また、スニーカー自体の重さも要因の1つです。モデルによって異なりますが、重厚なクリアソールを採用しているため片足で約400g〜500g前後あり、超軽量ランニングシューズに慣れているとずっしりとした手応えを感じます。この重みとソールの厚みによって「長時間歩くと足首が疲れる」と感じる人が一定数存在するのです。
「厚底で足が痛い」という声に関しては、アッパー素材のホールド力とサイズ選びが直結しています。ニットアッパーが足を包み込む設計のため、サイズが小さすぎると小指の付け根や甲部分が圧迫され、摩擦で痛みが生じやすくなります。しかし、適切なサイズを選び、ソール特有のトランポリンのような反発力に足が馴染んでくると、「地面を感じさせない唯一無二の浮遊感」へと評価が一変します。クッション性自体は極めて高く、衝撃吸収力に優れているのが特徴です。