曙の身長203Cmに隠された衝撃の真相!若貴との圧倒的体格差を徹底解説

曙の身長203Cmに隠された衝撃の真相!若貴との圧倒的体格差を徹底解説

曙の身長203Cmに隠された衝撃の真相!若貴との圧倒的体格差を徹底解説を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

格闘技や相撲に詳しくない層の間では、「身長が2メートルもあるなら、相撲では圧倒的に有利だったのではないか」という安易な見方がされることが少なくありません。しかし、相撲界のバイオメカニクス(生体力学)において、「極端な長身はむしろ最大の弱点になり得る」というのが相撲関係者の一致した見解です。

大相撲で最も重要とされる要素の一つは「重心の低さ」です。長身力士には以下のような構造的ディスアドバンテージが常に付きまといます:

  • 懐(ふところ)が空きやすい:背が高い分、相手に前みつを取られたり、頭をつけられて潜り込まれやすい。
  • 立ち合いの衝撃が膝・腰に直撃する:重心を低く保つために下半身を深く曲げ続ける必要があり、関節にかかるトルクが通常力士の数倍に達する。
  • 引き技や変化に弱い:頭の位置が高いため、相手にいなされたり引かれたりした際にバランスを崩しやすく、バタリと前に落ちやすい。

曙以前に存在した長身力士の多くが、腰高を克服できず大成しなかった歴史がそれを証明しています。曙が横綱まで到達できた真の要因は、単に背が高かったからではありません。師匠・東関親方とともに開発した、「相手を懐に入れさせない、突っ張りの手のひらの軌道」と、規格外のリーチを活かして相手の顎を押し上げ、相手の重心を強制的に浮かせる突き押しの技術を極限まで洗練させたからこそ、203cmの体躯が最大の武器へと昇華したのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。