ネット上の進路相談や掲示板では、小津高校に関するいくつかの先入観や誤解が散見されます。出願後に「想像と違っていた」というミスマッチを防ぐため、取材によって明らかになった2つの盲点を検証します。
第一の誤解は、「小津高校は理数科がメインであり、文系志望者は普通科に行くと冷遇されるのではないか」という懸念です。これは事実と異なります。普通科の定員は大半を占めており、文系コースの指導体制や小論文指導、私立難関大・国公立文系向けの講座は非常に手厚く用意されています。法学部、経済学部、文学部、教育学部などへ進学する生徒が学年の約半数を占めており、文系生徒にとっても極めて充実した進学環境です。
第二の誤解は、「自由な校風だから、学校の授業を聞いているだけで自然と学力が伸びる」という過信です。「自主自律」は裏を返せば「自己管理ができない生徒への強制力は高くない」ことを意味します。宿題や小テストでがんじがらめに縛る管理型指導ではないため、自ら予習・復習のサイクルを回せない生徒は、入学直後の早い段階で学力の二極化に巻き込まれるリスクを孕んでいます。