園内をゆっくりと歩みを進められる天皇徳仁さまと皇后雅子さま。お二人のお姿には、出席者一人ひとりの話に真摯に耳を傾ける温かな誠実さが満ちていた。皇后雅子さまのお召し物は春らしい気品ある色合いで、新緑の庭園に美しく映え、周囲を一瞬で明るく華やがせる存在感を放っていた。
また、若々しい気品を漂わせる愛子内親王さまの佇まいも、多くの出席者の視線を集めた。少し緊張した様子の招待客に対して親しみやすい笑みを浮かべ、自然な間合いで言葉を掛けられる様子からは、皇室の新しい風を感じさせる瑞々しさが溢れていた。三様に見せるあたたかな眼差しが、赤坂御苑全体をやさしい空気で包み込んでいた。