自身の繰り下げ率と将来の受給額を正確に把握するためには、政府が提供するデジタルインフラの活用が最も確実だ。日本年金機構が運営する「ねんきんネット」では、自身の加入実績に基づいた精度の高い試算がオンライン上で完結する。
利用にあたっては、行政ポータルサイトである「マイナポータル」との連携が便利だ。マイナンバーカードを用いてマイナポータルにログインし、ねんきんネットにアクセスすることで、複雑なID登録の手間をかけることなく自身の年金情報にアクセスできる。
試算機能を用いれば、「68歳3ヶ月で受給開始した場合」「72歳0ヶ月まで遅らせた場合」など、月単位で試算条件を変更しながら将来の手取り概算を確認できる。自分自身の今後の勤務予定や見込み収入を入力することで、より現実に即した受給額シミュレーションが可能となる。