バイロン・ハワード監督たちが生み出した本作は、動物たちが人間のように暮らす大都市を最先端の映像で描いた3Dコンピュータアニメーション映画だ。毛並みの一本一本まで生き生きと描写された映像美は、ディズニー・アニメーション・スタジオの技術力の結晶と言える。
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、各国での吹き替え版制作においても徹底したクオリティコントロールを行っている。単に英語の直訳を当てるのではなく、各国の文化や言語表現に合わせたローカライズを重視する方針だ。日本版においても、キャラクターのコミカルな掛け合いとシリアスなメッセージ性のバランスが見事に保たれており、制作陣が込めた熱量がストレートに日本の観客へ届く結果となった。