彼の演技論や作品に向き合う姿勢を語るうえで欠かせないのが、帝劇の金字塔的舞台作品『Endless SHOCK』での圧倒的な体験だ。主演であり演出家でもある堂本光一の背中を追い、ライバル役という重責を演じ切った日々は、彼の肉体と精神に不可逆な成長をもたらした。
過酷な稽古場で身につけた「観客の視線に耐えうる表現力」と「舞台芸術への深い敬意」。堂本光一から授けられた表現者としての厳格なプロ意識は、現在のあらゆる仕事に色濃く反映されている。単にステージへ立つのではなく、空間全体の熱量を支配する術を、彼はその身をもって体得したのだ。