栗山英樹と福島弓子、空白の婚約劇からイチロー結婚へ繋がる真実

栗山英樹と福島弓子、空白の婚約劇からイチロー結婚へ繋がる真実

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時計の針を1990年代前半へと巻き戻す。当時、ヤクルトスワローズで外野手として活躍しながらも度重なる怪我や病気によって29歳の若さで現役を退いた栗山英樹は、甘いマスクと知性あふれる語り口で、引退直後から引く手あまたのスポーツキャスターとなっていた。爽やかな風貌と真摯な取材姿勢は、従来の泥臭い野球解説者のイメージを一新。瞬く間に人気タレント並みの知名度を獲得していく。

一方の福島弓子は、慶應義塾大学を卒業後、TBSテレビに入社した看板アナウンサーだった。知的なアナウンス技術と飾らない人柄、現場での機転の良さで、報道から情報番組まで幅広く活躍。『サンデーモーニング』をはじめとする人気番組のスポーツコーナーや中継現場で、二人が顔を合わせる機会が増えるのはごく自然な流れだった。

当時、スポーツメディアの最前線だったテレビ局のスタッフルームや中継現場において、野球を深く愛する二人が惹かれ合うまでに時間はかからなかった。カメラの向こう側で見せるプロフェッショナルな顔と、取材の合間に垣間見える素顔。互いへの敬意から始まった交際は、やがて結婚を前提とした真剣なものへと発展していった。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。