バールのようなもの」元ネタはどこ?警察が断定しない衝撃の真相

バールのようなもの」元ネタはどこ?警察が断定しない衝撃の真相

バールのようなもの」元ネタはどこ?警察が断定しない衝撃の真相の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

こうした報道特有の硬直した言い回しは、やがて日本のポップカルチャーにおける格好のパロディ題材へと変貌を遂げた。その先駆けとして知られるのが、国民的推理作品である『名探偵コナン』だ。作中の事件現場で警察関係者や探偵たちがごく自然に用いる「鈍器のようなもの」といったフレーズは、ミステリー作品のお約束として読者や視聴者の潜在意識に深く刷り込まれていった。

このジャーナリズム用語を決定的なギャグとして昇華させたのが、作家の逢空万太が手掛けたライトノベル『這いよれ!ニャル子さん』である。ヒロインのニャル子が手にする武器は、クトゥルフ神話特有の「名状しがたい」という形容詞と合体させられ、「名状しがたいバールのようなもの」と命名された。本来は殺伐とした事件報道で使われる事務的な言葉が、不条理な宇宙的コメディのアイコンとして再定義された瞬間だった。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。