一部のSNSで「特定の色の保険証を出すと病院での対応が良くなる」「国保の色だと診療を後回しにされる」といった根拠のない不安の声が見受けられます。この点について、都内総合病院の医事課担当者やクリニック関係者の証言を検証しました。
現場スタッフの一致した見解は、「受付時に確認しているのは色ではなく、有効期限と自己負担割合(1割〜3割)、本人確認情報の3点のみ」という事実です。
病院窓口においてカードの色を意識するのは、「あ、今年度の国保の更新色に切り替わっているな」「期限切れの古いカードではないな」という事務的なチェックの瞬間だけです。医師や看護師が診察室でカルテを確認する際にも、保険証の色情報などは記載すらされておらず、医療処置や接遇に差が出る余地は構造上存在しません。