Q1:膵臓がんによる背中の痛みは、具体的にどのあたりの高さに現れますか?
A1:一般的には「みぞおちのちょうど真裏にあたる背骨の周辺」や「左右の肩甲骨の下部を結んだラインの奥」に現れます。膵頭部がんであれば右側、膵体尾部がんであれば左側の背中から肋骨下部にかけて痛みが放散しやすいのが特徴です。
Q2:背中の痛みが現れたり消えたりする場合でも、膵臓がんの可能性はありますか?
A2:可能性はあります。病初期の段階では、膵管の閉塞による一時的な内圧上昇や軽度の炎症によって、痛みが強くなったり和らいだり波のように変動することがあります。「痛みが引いたから治った」と放置せず、波を繰り返す場合も消化器内科での精査が推奨されます。
Q3:健康診断の血液検査や腹部エコーで異常がなければ安心ですか?
A3:完全には否定できません。膵臓は深部にあるため、通常の健康診断のエコーでは死角が生じやすい臓器です。症状が持続している場合は、腹部造影CTやMRCP、超音波内視鏡(EUS)など、膵臓を詳細に描出できる精密検査を医療機関で相談してください。