世界一の身長は何センチ?歴代最高272Cmの真実と生存記録の現在

世界一の身長は何センチ?歴代最高272Cmの真実と生存記録の現在

世界一の身長は何センチ?歴代最高272Cmの真実と生存記録の現在とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

ギネス世界記録において、医学的証拠に基づき公認されている歴代最高身長の男性は、アメリカ・イリノイ州出身のロバート・ワドロー(1918〜1940年)です。彼が1940年6月に計測された最終記録は272.2cm、体重は約199kgに達していました。

ワドローは出生時には正常な体格(約3,800g)でしたが、幼少期から異常なスピードで成長を続けました。5歳で163cm、8歳で父親の身長(180cm)を追い抜き、13歳になる頃にはボーイスカウト史上最高となる224cmを記録しています。当時の地元紙や家族の手記には、彼が非常に温厚で礼儀正しい性格であったことから「優しい巨人(Gentle Giant)」の愛称で親しまれていた様子が克明に記録されています。

しかし、その急激な成長は彼自身の肉体に耐えがたい負担を強いました。脚の感覚が著しく鈍麻していたため、歩行には特製の金属製足装具(ギプス)が不可欠でした。悲劇的にも、1940年7月、装具の擦れから生じた小さな水ぶくれが細菌感染を起こし、敗血症を発症。当時の医療水準では感染を食い止めることができず、わずか22歳という若さで帰らぬ人となりました。彼の棺は長さ3.28メートル、重さ450キロに及び、12人がかりで埋葬されたという公式記録が残されています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。