ビューテックにおける化成品ローリーの具体的な仕事内容は、一般のトラック輸送とは大きく異なります。出社から退勤までの典型的な1日の流れを確認することで、現場のリアルな働き方が見えてきます。
朝の点呼とアルコールチェック、血圧測定を終えると、まず行われるのが車両とタンク周りの厳密な日常点検です。配管の亀裂や弁の固着、静電気除去用のアース線の状態まで細かく確認します。
積み地(化学コンビナートや化学メーカーの工場)に到着した後は、指定された保護具(ヘルメット、保護メガネ、耐薬品手袋、静電安全靴、必要に応じて防毒マスク)を着用。荷受側の立ち会いのもと、マニホールドへのホース接続を行い、ポンプを駆動させて薬品をタンクへ充填します。この間、ドライバーは計器の液面レベルや圧力計を常に注視し、万が一のオーバーフローや漏洩に備えます。
納品先(製紙工場、半導体工場、上下水道施設など)でも同様に、指定された受入タンクへの慎重な注入作業を行います。積み降ろし自体は機械力で行われますが、真夏に全身防護服を着用しての作業は汗だくになり、真冬の海沿いプラントでは凍てつく寒風に晒されるなど、環境要因による過酷さは無視できません。