この店の代名詞といえば、言うまでもなく12星座+へびつかい座を加えた「13星座パフェ」のラインナップだ。おひつじ座の情熱的なベリー構成から、みずがめ座の涼しげなブルーのアクセントまで、それぞれのモチーフが明確なビジュアルと味わいで表現されている。
現代のZ世代やα世代にとって、自分自身の星座や推しキャラの星座を選ぶ行為は、一種のセルフアイデンティティの開示だ。単に「甘いものを食べる」という消費行動が、「自分らしさを確認し、記録する」という儀式へと昇華している。星型のクッキーやパイ、特注の星型グラスは、どこから切り取っても画面映え抜群。しかし、流行のカフェのように一過性のバズ狙いで作られた浅さがない。長年磨き上げられた揺るぎないモチーフへの愛が、若者たちの直感に鋭く突き刺さるのだ。