背中の赤紫の跡は何?カッピングの血行促進効果とデトックスの真実

背中の赤紫の跡は何?カッピングの血行促進効果とデトックスの真実

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世界中の視線がこの奇妙な跡に注がれた決定的な瞬間がある。2016年のリオデジャネイロオリンピックだ。競泳の生ける伝説マイケル・フェルプスが、肩や背中にびっしりと丸い紫色の斑点をつけてプールサイドに現れ、実況席と視聴者を騒然とさせた。怪我ではないのか、何か危険な物質を注入した痕跡ではないのかと憶測が飛び交ったが、その答えこそが吸玉によるケアだった。

熱狂は競泳界にとどまらない。サッカー界の世界的スターであるカリム・ベンゼマも、自身のSNSで背中一面にカップを並べた施術風景を度々公開している。さらに、食とフィジカルの常識を覆して反響を呼んだNetflixのドキュメンタリー『ザ・ゲーム・チェンジャー』でも、回復を極限まで早めるための手段として描写された。これらをきっかけに、アンチエイジングや代替医療を好む層だけでなく、先端のスポーツ医学に携わるトレーナーたちもカッピングの臨床応用へ一気に舵を切った経緯がある。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。