2020年11月3日にリリースされた嵐の通算17枚目となるオリジナルアルバム『This is 嵐』。そのなかで本作はどのような立ち位置を占めていたのか、客観的なデータと楽曲構成から分析します。
This is 嵐 収録曲一覧(「SHOW TIME」「Turning Up」「I Can't Wait For Christmas」「Whenever You Call」「いつか秒針のあう頃」「IN THE SUMMER」「カイト」「BRAVE」「Party Starters」「Do you...?」「The Music Never Ends」など)を見渡すと、本作は極めて戦略的な位置に配置されています。ポップな『Do you...?』や壮大な『カイト』、情緒的な『The Music Never Ends』の間に挟まれることで、アルバム全体のグルーヴ感を引き締める役割を果たしました。
嵐 活動休止前のラストイヤー経緯を振り返れば、コロナ禍という前代未聞の事態に見舞われ、予定されていた東京五輪や数々のリアルイベントが変更を余儀なくされました。その逆境のなかで嵐 Movin' on デジタル配信情報が発信され、瞬時に世界中のファンへと届けられた事実は、彼らが最後まで攻めの姿勢を崩さなかった証左です。嵐 Movin' on 現在のサブスク配信状況も、Spotify、Apple Music、Amazon Music等でカタログの上位に位置し、世代を超えて聴き継がれています。