SNSや飼育フォーラムで毎年春先になると頻発するのが、「朝7時にはお腹にびっしり卵がついていたのに、仕事から帰宅した夕方には1個も残っていなかった」という悲痛な叫びです。これはメダカの習性であるメダカ 親魚 食卵 対策を怠った典型的なケースといえます。
メダカには親が卵を保護する本能(親心)は一切ありません。それどころか、目の前で揺らめく半透明の球体は、親魚や同居魚にとって「最高の高タンパク質おやつ」に映ります。実態調査として著名なアクアフォーラムや愛好家の投稿を分析すると、産卵を確認したにもかかわらず採卵を行わなかった場合、半日以内に卵の約8割が同居メダカに捕食されているという驚愕の現場データが浮き彫りになりました。
特に危険なのが、産卵を終えたメス自身が水草に体を擦り付けた直後、振り返って自ら産んだ卵をつついて食べてしまう共食い行動です。さらに、食欲旺盛なオスや他のメスが産卵床の周りに群がり、産み付けられた端から卵を奪い合う光景は日常茶飯事です。
ここで勝負の分かれ目となるのが、メダカ 卵 隔離 タイミングです。メダカの交尾と産卵は、基本的に「日の出」または「照明点灯」から1時間前後の早朝に行われます。受精直後の卵は粘着性の付着糸を帯びており、メスは数時間かけて水草や産卵床に体をこすりつけて卵を移そうとします。したがって、最も安全に卵を回収できるゴールデンタイムは午前中の早い時間帯(朝7時〜10時頃)です。この時間内に産卵床ごと引き上げるか、親魚をすくって採卵を完了させることが、食卵による壊滅的被害を防ぐ絶対条件となります。