現在のセリーヌにおいて圧倒的な支持を集めるトリオンフ スモールフラップウォレットを対象に、日常の決済シーンを想定した機能検証を実施しました。アイコンであるゴールドの凱旋門モチーフ金具は、見た目の重厚感と引き換えに、開閉時の手順に独特のリズムを求めます。
金具はプッシュボタン式ではなく、フラップ先端の突起を本体の受け金具にカチリとはめ込むスナップ構造です。開ける際は金具の下側に指を添えて持ち上げるだけですが、閉じる際は「金具の中心を正確に捉えて押し込む」必要があります。雑にフラップを倒すだけでは留まらず、金具の周囲に強い圧力が加わるため、急いでいる場面ではもどかしさを感じる場面も見受けられます。
内部のカードスロットは5箇所の設計ですが、革が馴染む前の段階で各スロットに厚みのあるプラスチックカードを収めると、財布全体の厚みが一気に増します。お札入れの深さは約82mmと、一万円札の縦幅76mmに対してクリアランスはわずか6mmしかありません。レシートや領収書を同時に挟み込むと、紙の端が引っ掛かりやすくなるため、常に中身を整理整頓しておくミニマリズムが使用者に求められます。