中学生が読書感想文でつまずく一番の原因は、背伸びをして難解な文学作品や長編を選んでしまうことです。読書感想文をスムーズに終わらせるためには、以下の3つの条件を満たした本を選ぶのが鉄則です。
1つ目の条件は「短時間で読み通せる分量」です。文庫本で200ページ前後、あるいは短編集であれば、読書が得意でない人でも1〜2時間で内容を把握できます。
2つ目は「主人公の年齢設定が中学生前後に近いこと」。部活動、友人関係、家族への反抗、将来への不安など、中学生ならではのリアルな悩みが描かれている作品は、自分の経験と重ね合わせやすく、感想のネタに困りません。
3つ目は「テーマが具体的で分かりやすいこと」です。「命」「友情」「挫折と再起」「家族の絆」といった骨太なテーマがあると、読後に自分がどう感じたかを言語化しやすくなります。
全国コンクールの課題図書を無理に選ぶ必要はありません。自由読書の枠があるなら、自分が「これなら言いたいことがある」と思える身近な題材の物語を選ぶのが賢い選択です。