抜歯そのものが無事に終わっても、その後の過ごし方次第で痛みや腫れの度合いが大きく変わります。特に気をつけたいのが、傷口のカサブタが剥がれて骨が露出する「ドライソケット」の予防です。
抜歯後の治癒をスムーズにするための鉄則を整理しました。
・処方された抗生物質・痛み止めを正しく服用する:麻酔が切れる前に1回目の痛み止めを飲むことで、術後の不快感を大幅に軽減できます。
・舌や指で患部を触らない:気になっても傷口を吸ったり触ったりしてはいけません。
・強いうがいを避ける:術後24時間は水を含んでそっと吐き出す程度に留めます。
・刺激物・アルコール・喫煙を控える:ニコチンは血管を収縮させて傷の治りを遅らせ、アルコールや辛いものは血行を促進して腫れを助長します。
親知らずの抜歯などでは術後2〜3日目をピークに腫れが出ることがありますが、これは生体反応の一部です。過度に氷などで直接冷やしすぎると血流が滞り治癒が遅れるため、冷えピタや濡れタオルで優しく冷やす程度が理想的です。