粘膜の健康維持において、司令塔ともいえる存在がビタミンA(レチノール・β-カロテン)です。ビタミンAは上皮細胞の分化を促進し、乾燥を防ぐための粘液分泌を促す働きを持っています。
特に鼻腔内のバリアを高める「鼻の粘膜を強くする栄養素」としては、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるβ-カロテンが豊富な緑黄色野菜が筆頭に挙げられます。
■ 積極的に取り入れたい代表的な食材
・ニンジン:β-カロテンの含有量がトップクラス。皮の近くに豊富に含まれるため、よく洗って皮ごと調理するのが理想的です。
・カボチャ・ほうれん草:抗酸化ビタミンであるビタミンCやEも同時に摂取でき、粘膜の酸化ストレスを軽減します。
・鶏レバー・豚レバー:吸収率の高いレチノール型ビタミンAが凝縮された、即効性を期待したいときの頼れる食材です。
β-カロテンは脂溶性のため、オリーブオイルやごま油などの良質な油脂と一緒に炒める・ドレッシングで和えることで、体内への吸収率が飛躍的に高まります。