一口に体調不良と言っても、ウイルスの標的となっている部位によって適した食事形態は劇的に変化します。各症状のフェーズに合わせた最適な食事選択をご紹介します。
発熱時・全身倦怠感:
大量の発汗によって水分と電解質(ナトリウム、カリウム)が急速に失われます。まずは経口補水液やスポーツドリンク、エネルギー補給ゼリー飲料で脱水を防ぐことが最優先です。食欲が少し戻ってきたら、卵とじうどんや雑炊で塩分と糖分を補います。
喉の激痛・嚥下困難:
固形物を飲み込むだけで激痛が走る時は、噛まずにつるりと通る冷たいまたは人肌程度の食事が適しています。プリン、アイスクリーム、ゼリー、冷製ポタージュスープ、とろみをつけた豆腐のあんかけなどが有効です。熱すぎる料理や塩分の強い汁物は傷口にしみるため温度管理を徹底してください。
胃腸炎・下痢・嘔吐の回復期:
吐き気が治まった直後は、まず白湯や常温の経口補水液をスプーン1杯ずつ口に含みます。半日ほど嘔吐がなければ、重湯(おもゆ)や薄い野菜スープから開始し、軟飯、白身魚の煮付けへと段階的に固形化を進めていくのが再燃を防ぐ鉄則です。