糖尿病の足病変写真を徹底解説!壊疽や切断を防ぐ初期症状の見分け方

糖尿病の足病変写真を徹底解説!壊疽や切断を防ぐ初期症状の見分け方

糖尿病の足病変写真を徹底解説!壊疽や切断を防ぐ初期症状の見分け方にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

足先や指の色の変化は、足の血管が悲鳴を上げている明確なサインです。糖尿病患者に高頻度で合併する糖尿病閉塞性動脈硬化症(PAD / ASO)は、太ももから足先へ至る動脈が狭窄・閉塞し、十分な酸素と栄養が届かなくなる血行障害を引き起こします。

糖尿病で足の指が変色する理由は、血流の途絶による「組織の虚血」にあります。初期には足全体が蒼白になり、冷感を伴います。血流が著しく滞るとチアノーゼを起こして指先が赤紫色〜暗紫色へと変色し、最終的に組織が壊死すると炭のように真っ黒に変色します。これが糖尿病性壊疽の典型的な経過です。

壊疽には、カサカサに乾いて黒変する「乾性壊疽」と、細菌感染が加わって悪臭や膿を伴いドロドロに崩れる「湿性壊疽」があります。特に湿性壊疽は全身へ毒素が回る敗血症を引き起こし、命に関わる事態へと急変するため、一刻を争う緊急処置が必要です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。