国立感染症研究所などの最新サーベイランスによると、2026年最新の胃腸炎流行情報では、変異株ノロウイルスおよびサポウイルスの複合的な流行が都市部を中心に確認されています。特に保育施設や学校、職場などの集団生活の場でのクラスター発生が目立っています。
感染性胃腸炎は感染力が桁違いに強く、わずか10〜100個程度のウイルス粒子が体内に入るだけで発病します。そのため、同居家族内での胃腸炎がうつる確率は50%以上に達することもあり、適切な防護策を怠ると数日以内に家族全員が倒れる事態に陥ります。
二次感染を食い止めるための感染性胃腸炎の家族間感染防止策の基本は以下の通りです。
・吐瀉物の処理は即座に隔離&塩素消毒:アルコール消毒液はノロウイルスには効果が薄いため、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤を薄めた液)を使用する。
・換気と防護具の徹底:乾燥したウイルスが空気中に飛散するため、処理時はマスクと使い捨て手袋を着用し、窓を開けて換気を行う。
・タオルの共用厳禁:手洗い後のタオルは個別化するか、ペーパータオルに切り替える。
・入浴は感染者が最後:浴槽内での感染リスクを考慮し、湯船のお湯は毎日張り替える。