メインストリートの喧騒から少し北へ足を伸ばすだけで、古都の静寂を今に残す嵐山穴場スポットが点在しています。人混みを避けてゆったりと京都情緒に浸りたい方に欠かせないエリアです。
その代表格が、小倉山の中腹に佇む常寂光寺です。百人一首で名高い小倉山の斜面に広がる境内は、秋の紅葉はもちろん、春から夏にかけての青もみじと一面を覆う緑の苔が息をのむ美しさを誇ります。仁王門から石段を上り、重要文化財の多宝塔付近まで上がると、嵐山から京都市内を一望できる絶景パノラマが広がります。
さらに奥へ進むと、平家物語ゆかりの悲恋の寺「祇王寺」の静謐な苔庭や、石仏が並ぶ「あだしの念仏寺」など、嵐山本来の詫び寂びを感じられる名刹が続き、心洗われる散策が楽しめます。