感染症対策の観点から長らく厳格に運用されてきた面会制限ですが、2026年現在は段階的な緩和が進んでいます。基本方針として、「原則として両親(または主たる養育者)に限定」「面会時間枠の事前設定」「体調チェックの徹底」という運用が維持されています。きょうだい児(未成年)の面会については、病棟の感染リスクやフロア(ICU・NICU・一般病棟など)の種別によって対応が異なるため、受診前の最新案内確認が必要です。
一方、夜間・休日の急変時に頼りとなるのが、24時間365日体制で稼働する「東京ER・武蔵台(救急外来)」です。ここで認識しておくべき決定的な事実が、徹底した重症度トリアージ制が敷かれている点です。
来院した順に診察が行われるのではなく、専門のトリアージナースが患児の呼吸状態、意識レベル、血圧・脈拍などを即座に評価します。心肺停止やけいれん重積、重度外傷などの重篤な患児が最優先されるため、発熱や軽い嘔吐といった軽症〜中等症のケースでは、数時間の待機時間が発生することが珍しくありません。
急激な悪化が見られない夜間の発熱などの場合は、まず東京都の小児救急電話相談(#8000 または 03-5285-8898)にダイヤルし、専門職のアドバイスを仰いだ上で地域の休日夜間診療所を利用することが、結果的に子どもの負担軽減と医療崩壊の防止につながります。