検索エンジンで「中点」を調べる際、文章記号と並んで膨大な検索ボリュームを占めるのが数学の線分中点公式です。両者は言葉こそ全く同じですが、概念の出自が異なります。
数学における中点(Midpoint)とは、2つの点を結ぶ線分をちょうど1対1の長さに等分する幾何学的な点を指します。2次元座標平面上の2点 $A(x_1, y_1)$ と $B(x_2, y_2)$ がある場合、その線分の中点 $M$ の座標を求める公式は以下の通りです。
$$M = \left( \frac{x_1 + x_2}{2}, \frac{y_1 + y_2}{2} \right)$$
数学の世界でも「点 $A$・点 $B$」という記号表記が使われたり、数式内で掛け算の積を表すドット記号「$\cdot$」(乗法記号)として中央の点が用いられたりするため、文字情報と数式概念が検索行動の中で入り交じって認識される要因となっています。
【プロの結論】情報伝達の認知心理から導く中点を活用すべき基準
認知心理学の観点から見ると、読者の脳は視覚的な「点」を無意識に強い境界線として認識します。中点が1文の中に過剰に含まれていると、読者の視線移動(サッカード)が頻繁にストップし、文章全体の主述関係を把握する処理能力(ワーキングメモリ)が浪費されてしまいます。中点を使うべきか迷った際は、以下の判断基準に照らし合わせてみてください。
【中点を使うべき場面】
・名詞単語を3つ以内で対等に並列させるとき(例:産・官・学の連携)
・外国人名のファーストネームとラストネームの境界(例:レオナルド・ダ・ヴィンチ)
・箇条書きの視覚的マーカーとして行頭に配置するとき
【中点を避けるべき場面】
・動詞や形容詞を含む文や節を区切るとき(読点「、」を使うべき領域)
・履歴書の所属部署や役職名を繋ぐとき(全角スペースで分かち書きすべき領域)
・1単語として社会的に定着しているカタカナ語を分解するとき