フィリングがローストくるみとキャラメルクリームへと進化したことで、食通たちの評価はどのように推移したのでしょうか。SNS、レビューサイト、北海道現地の購入者から集まる生の声を取材・分析しました。
現在、X(旧Twitter)やInstagram、Threadsなどのコミュニティで主流を占めているのは、「ナッツの香ばしさが加わって完成度が一段跳ね上がった」という絶賛の評価です。以前のチョコガナッシュ版は「おいしいが、六花亭でなければ作れない必然性にやや欠ける」という辛口な指摘もありました。しかし、ローストくるみのカリッとした心地よい歯触りと、ほろ苦くミルキーなキャラメルがバター風味豊かなスポンジと合流したことで、「唯一無二の贅沢な焼き菓子に進化した」という声が多数派を形成しています。
実際、北海道現地に拠点を置く生活者によるThreadsの投稿では、地元直営店で時折販売される限定商品や端っこパック、できたてのバターケーキを巡る投稿が2万回以上表示され、「道民の特権がうらやましすぎる」「これだけのために北海道へ飛びたい」と全国から熱烈な羨望のリプライが殺到しました。地元民が日常的に買い支えている事実こそ、観光客向けの一時的なブームではない本物のクオリティを証明しています。
一方で、慎重な意見として散見されるのは、やはり「レーズンサンドの重厚さを期待していた層の肩透かし感」と「くるみアレルギーへの懸念」です。くるみは特定原材料に準ずるものから特定原材料へと表示義務化が進むなど、食品アレルギーの観点から配慮が求められる素材です。贈答用として複数人に配る場合は、相手のアレルギー有無を事前に確認しておくことが大人のマナーといえます。