Q1:夜中に目が覚めて時計を見てしまうのはなぜダメなのですか?
A1:現在の時間を確認した瞬間、脳が「あと何時間しか眠れない」「明日仕事なのにどうしよう」という時間的プレッシャーを認識します。これにより交感神経を刺激するコルチゾールが分泌され、脳が覚醒状態へと固定化されて再入眠が極めて困難になるためです。
Q2:トイレで起きる回数は何回からが異常(夜間頻尿)ですか?
A2:国際禁尿学会の基準では、「就寝中に排尿のために1回以上起きなければならない状態」を夜間頻尿と呼びます。ただし、臨床的に日常生活に支障をきたし治療が必要とされる目安は、一般的に「毎晩2回以上」目が覚める場合です。
Q3:睡眠薬に頼ると依存症になりそうで病院に行くのが怖いです。
A3:過去に使われていた古いタイプの睡眠導入薬には耐性や依存性のリスクがありましたが、近年処方される「オレキシン受容体拮抗薬」や「メラトニン受容体作動薬」は、脳の覚醒状態を抑えたり体内時計を整える自然な作用機序を持ち、依存性が極めて低く設計されています。医師の管理下で正しく服用すれば過度な心配は不要です。