Q1:弦高調整を行うタイミングはいつが良いですか?
A1:弦を新品に張り替えてチューニングが安定した直後がベストです。また、梅雨時期(高湿度)や冬場(乾燥)など、季節の変わり目で木材が伸縮したタイミング、あるいは「なんとなく左手が疲れる」「最近急にビビリ始めた」と感じた時に点検を兼ねて行うのが理想的です。
Q2:トラスロッドを回すのが怖いです。ネックが折れることはありますか?
A2:一度に45度〜90度程度の微調整を守り、無理なトルクをかけなければ、木材が折れることはまずありません。ただし、強い抵抗を感じるほど固いにもかかわらず力任せに回すと、ロッドが破断したりネジ山が潰れる致命傷になります。「少し力を入れても回らない」と感じたら即座に中止し、リペアショップへ持ち込んでください。
Q3:アンプを通すとビビリが気になりませんが、生音でビビるのは問題ですか?
A3:アンプを通したスピーカーからの出音でサステインが自然に伸び、耳障りなバズが混ざっていなければ演奏上問題ありません。特に低弦高セッティングでは生音のわずかなフレット接触は避けられない物理現象です。生音の完璧さにとらわれすぎず、実際のアンプサウンドで最終判断を下すのが実践的なアプローチです。
Q4:弦のゲージ(太さ)を変えたら弦高も変わりますか?
A4:大きく変わります。例えば「09-42」から「10-46」に太くした場合、ネックにかかる張力が約5〜8kg増加するため、ネックが順反り方向に引っ張られて弦高が高くなります。弦のゲージを変更した際は、必ずネックの反りチェックからサドル調整まで一連のセットアップをやり直す必要があります。