お風呂場のような密閉空間で塩素系漂白剤を取り扱う際は、台所のシンク以上に厳格な安全管理が求められます。事故を防ぐために遵守すべき4つの鉄則を押さえておきましょう。
第一に、換気扇を回すだけでなく、浴室のドアと窓を開けて2カ所以上の空気の通り道を確保することです。密閉空間に塩素ガスが滞留すると、目や呼吸器の粘膜を強く刺激し、急激な体調不良を引き起こします。
第二に、酸性タイプの洗剤(クエン酸や水垢取りクリーナーなど)や入浴剤の残り湯との混触を完全に避けることです。有毒な塩素ガスが発生する危険があるため、作業前後は浴室全体を十分にシャワーで洗い流す必要があります。また、作業時は必ずゴム手袋と保護メガネ、マスクを着用し、温水ではなく「冷水シャワー」で成分を確実に洗い流すことが基本です。温水を使うと塩素成分が気化しやすくなり、吸入リスクが増大します。