Q1:痛みを我慢して走り続けたら最終的にどうなりますか?
A1:シンスプリントの炎症が進行すると骨膜の破壊が進み、やがて骨皮質そのものに亀裂が入る「脛骨疲労骨折」へと移行します。疲労骨折に至ると、松葉杖での生活や数カ月間にわたる完全免荷が必要となり、競技復帰まで半年以上を要することもあります。最悪の場合、骨が完全に折れ曲がる完全骨折に至るリスクすら存在します。
Q2:シンスプリントに効果的なテーピングはありますか?
A2:足裏の内側アーチを吊り上げ、土踏まずの落ち込み(過回内)を防ぐキネシオロジーテーピングが極めて有効です。内くるぶしの下を通り、スネの内側に向かって適度なテンション(約50%の引っ張り)をかけて貼ることで、後脛骨筋やヒラメ筋が骨膜を引っ張る力を物理的に分散させることができます。
Q3:走れない期間の心肺機能低下を防ぐにはどうすればよいですか?
A3:スネの骨に鉛直方向の衝撃荷重(インパクト)がかからないクロストレーニングを積極的に取り入れてください。最も推奨されるのは「エアロバイク(固定式自転車)」や「プールでのアクアジョギング・水泳」です。ペダリング時に土踏まずではなく踵寄りで踏み込むことで、スネの筋肉を使わずに心肺機能と下肢筋力を高水準で維持できます。