突然の手の震えはなぜ?ストレスか病気か見分ける危険なサインと対処法

突然の手の震えはなぜ?ストレスか病気か見分ける危険なサインと対処法

突然の手の震えはなぜ?ストレスか病気か見分ける危険なサインと対処法についての真相をお届けします。

手の震えは高齢者特有の悩みではない。若い人 手の震え 原因として臨床現場で頻繁に特定されるのが、内分泌疾患、急激な代謝異常、そして日常的な摂取物による化学的影響である。

代表格が、20代〜40代の女性に好発するバセドウ病に代表される甲状腺機能亢進症 手の震えだ。甲状腺ホルモンが過剰分泌されると、全身の基礎代謝が異常に亢進し、常に全力疾走しているような状態に陥る。両手を胸の高さで前方に水平に伸ばした際、紙が一枚乗っているかのように指先が微細に震え、同時に動悸や多汗、理由のない体重減少を伴うのが特徴である。

また、食事の偏りや極端な糖質制限、糖尿病治療中のインスリン投与などに伴う低血糖 手の震え 動悸も看過できない。血糖値が50mg/dL近くまで急落すると、中枢神経系を防御するためにアドレナリンが緊急放出され、激しい手指の震え、冷や汗、生あくび、意識の混濁が一気に押し寄せる。

さらに盲点となりやすいのが、日常的に服用している処方薬による手の震え 薬の副作用(薬剤性パーキンソニズムや薬剤性振戦)だ。気管支喘息の治療に用いられるβ2刺激薬、胃腸薬(スルピリドなど)、精神科や心療内科で処方される抗うつ薬や抗精神病薬、気分安定薬のリチウムなどは、神経伝達に直接作用するため、手指の震えを誘発しやすい。

そして深刻なのがアルコール 手の震え 離脱症状である。長期間の多量飲酒を続けている人が飲酒を中断して数時間から数日経過した頃、中枢神経の抑制が急激に解除されて反跳性の興奮が起こる。このとき生じる粗大な震えは、振戦せん妄へと移行する危険性を孕んだ重大な依存症の警告音である。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。