冷房を切った直後に自動で作動する「内部クリーン」運転。部屋が急に生暖かくなったり、余計な電力を消費しているように感じて、手動でリモコンの停止ボタンを押してしまう人が後を絶ちません。しかし、この行動こそがカビの大量発生を招く最大の引き金です。
エアコン内部クリーンの電気代は、1回あたり約1円〜4円程度、暖房乾燥をしっかり行うタイプでも月額100円〜150円前後に過ぎません。冷房使用後のエアコン内部は湿度90%以上のサウナ状態になっており、そのまま放置すればわずか数日でカビの胞子が発芽します。内部クリーンは、微弱な暖房や送風で内部をカラカラに乾かすための「最重要防衛ライン」です。
外出時やお出かけ前に冷房を切り、内部クリーンを最後まで完走させる運用を徹底するだけで、翌シーズン以降のカビの発生スピードは劇的に遅くなります。電気代を節約しようとして内部クリーンを切る行為は、将来的に数万円のプロ清掃費用や健康被害を支払う結果につながるため、絶対に避けるべきです。