イタリアのトイレ完全ガイド|便座がない理由と借り方・料金を解説

イタリアのトイレ完全ガイド|便座がない理由と借り方・料金を解説

イタリアのトイレ完全ガイド|便座がない理由と借り方・料金を解説を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

イタリアのトイレで旅行者を悩ませるもうひとつの壁が、「水が流せない」「ドアが開かない」という物理的なギミックの違いです。日本のように分かりやすいレバーが付いているケースは稀であり、いくつかのバリエーションを把握しておく必要があります。

水を流す仕組み(フラッシュ)には、主に以下の4つのタイプが存在します。

  • 壁埋め込み式大型プレート:壁面に大きなプラスチックまたは金属の板があり、全体を強く押し込みます。「大・小」でボタンが2分割されているタイプもあります。
  • 床面の足踏みペダル:便器の足元や壁の根元にゴム製または金属製のペダルが設置されています。足で奥まで踏み込むことで水が流れます。手洗いの水も同様に足元ペダルを踏む仕様になっている場合が多く見られます。
  • 天井から吊り下がったチェーン・紐:高所にタンクが設置されている旧式トイレでは、天井付近から垂れ下がっているチェーンや紐を真下に強く引きます。
  • 壁上部の押し込みボタン・空気圧ボタン:タンクやパイプの付け根にある円形のボタンを指で奥深くまで押し込みます。

また、個室ドアの鍵についても独特の構造があります。内側からレバーをひねるタイプだけでなく、「ノブの中央にあるピンを押し込むタイプ」「鍵穴に差し込まれている金属製の鍵を2回転回すタイプ」などがあります。施錠したつもりで外から開けられてしまわないよう、鍵を回した後にノブを軽く引いて確実にロックされているか確認する習慣をつけておくと安心です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。