吉村の足跡を振り返る上で、北海道銀行時代のアスリートとしての歩みは外せない。実業団チームとしての安定した環境から、独立したクラブチーム「フォルティウス」として新たな道を切り拓く選択は、大きなリスクと背中合わせだった。
スポンサーの獲得から練習環境の確保に至るまで、日本カーリング協会のサポートを受けながらも、手探りでチーム運営を支えてきた苦労は並大抵のものではなかった。しかし、その自立の過程こそがチームの結束力を固め、どんな困難にも折れないタフな精神力を育んだ。
過酷な環境の変化を乗り越えたからこそ、今のフォルティウスが存在し、圧倒的な存在感を放っているのだ。