フリマアプリのメルカリなどに代表される個人間のCtoC二次流通でも、限定品や人気菓子の高額転売がたびたび問題視されてきた。しかし、個人の不用品出品と、実店舗を構える飲食業による無断転売とでは、与える社会的影響も法的な重みも大きく異なる。
飲食店が商品を提供する場合、客に対して一定の品質と安全性を保証する契約上の責任が生じる。購入した既製品を調理したメニューとして見せかけ、利益率を高める目的で転売を行う行為は、商業倫理を根底から揺るがすものだ。フードビジネスニュースでも議論されている通り、実店舗による無断転売は、単なる個人転売以上に業界全体の信頼構造を破壊する悪質なケースとして注視されている。