昼間の観光を終えて宿に戻った後の時間も、楽しみの一つだ。館内のラウンジエリアでは、地元・京都の酒蔵から厳選された地酒や、宇治の高級茶葉を使ったお茶などが提供されている。木目と漆の質感が心地よい落ち着いた空間で、グラスを傾けながらその日の思い出を振り返る時間は、大型ホテルでは味わえない密やかな贅沢と言える。
スタッフとの距離感も絶妙だ。付かず離れずの心地よい距離感を保ちながら、地元の人しか知らない裏路地の隠れ家レストランや、季節限定の拝観スポットなど、実用的なローカル情報をさりげなく教えてくれる。型にハマったマニュアル接客ではない、温かみのある一期一会のおもてなしが、旅の思い出をより一層鮮やかなものにしてくれる。