バウの系譜は、第一次ネオ・ジオン抗争の終結によって途絶えたわけではありません。宇宙世紀0096年を描いた『機動戦士ガンダムUC MSV』において、ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の改修機「リバウ(AMX-107R)」として劇的な進化を遂げました。
リバウは、ネオ・ジオンの首魁フル・フロンタルの専用機として再設計された機体です。最大の改修点は、コクピット周辺および機体フレームへの「サイコフレーム」の組み込みでした。
従来のバウ・ナッターが抱えていた「ミノフスキー粒子下での誘導精度の限界」という課題を、パイロットの感応波によるサイコミュ直接遠隔操作によって完全克服。下半身を自機の一部のように精密コントロールし、全方位からの変幻自在な連携攻撃を可能にしました。
外見的にもアナハイム製MSやシナンジュに通じるエッジの効いたウイングバインダーが新設され、「ジオンが手に入れたΖ系技術の究極形」と呼ぶにふさわしい洗練を見せています。