菊池風磨風のこなれた質感を再現するために最も重要なのは、スタイリング剤をつける前のベースドライ(ブロー)です。髪の毛は乾く瞬間に形状が固定されるため、乾かし方で仕上がりの8割が決まります。
ステップ1:ブローによる毛流れ作り
髪全体を濡らした後、タオルドライを丁寧に行います。センターパートの場合は、ドライヤーの温風を下から上に向けて当て、前髪の根元を約2〜3cm立ち上げます。分け目はきっちり真ん中で割るのではなく、「6:4」または「5.5:4.5」の黄金比率でジグザグに分けるのがナチュラルに見せるポイントです。
ステップ2:アイロンまたはパーマの活用
ストレートアイロンを使用する場合、毛先を後ろに流すように軽くリバース(外巻き)にカールを通します。直毛で毎朝のアイロンが難しい方は、美容室で「ニュアンス毛先パーマ」をかけておくと、手ぐしだけで同様の毛流れが完成します。
ステップ3:スタイリング剤の選定と塗布
ツヤ感とホールド力のバランスが肝心です。おすすめは「ヘアバーム」に「ライトワックス」または「オイル」を1:1で混ぜるブレンド手法です。手のひら全体にしっかり伸ばし、後頭部→サイド→トップ→前髪の毛先の順に馴染ませます。前髪の根元に直接つけすぎると油分でペタンと潰れてしまうため、毛先にだけ薄く馴染ませるのが鉄則です。