『ひとつ屋根の下』で中谷美紀が演じたのは、柏木家の三男・和也(演:いしだ壱成)の高校の同級生である三枝美香(さえぐさ みか)役です。
物語の中での主な役割は、思春期特有の葛藤を抱え、時に不良グループと関わってしまう和也の身近な友人というポジションでした。和也との自然体な会話劇や、学校・街中でのやり取りを通じて、荒削りな青春の日常をリアルに彩るキーパーソンのひとりとして登場します。
出演シーンそのものは出ずっぱりというわけではありませんが、当時の映像を振り返ると、セーラー服姿に黒髪のストレートヘアという清純な出で立ちが際立っています。感情をむき出しにしてぶつかり合う柏木家のドラマの中で、彼女が登場するパートはどこか瑞々しく、視聴者の記憶に強く刻まれるワンシーンとなりました。当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったいしだ壱成とのフレッシュな掛け合いは、初期の貴重な名場面として語り継がれています。