結婚式における母親の洋装には、押さえるべき明確なマナーが存在します。基本原則は「正礼装(アフタヌーンドレスやイブニングドレス)」または「準礼装」であり、露出を控えつつ上品な華やかさを演出することが鉄則です。
色選びにおいては、花嫁のウェディングドレスと重複する純白や、弔事を連想させる全身ブラック(喪服に見える無地黒)は避けるのがマナーです。現在選ばれている王道カラーは以下の通りです。
- ダークネイビー / 濃紺:最も格式高く、知的で引き締まった印象を与える一番人気色。
- シャンパンゴールド / ベージュ:会場をパッと明るく彩り、写真映えに優れた華やかなトーン。
- シルバーグレー / チャコール:落ち着いた大人の気品を漂わせ、新郎新婦双方の母親とバランスが取りやすい定番色。
- ダスティローズ / モーヴピンク:甘さを抑えたくすみカラーで、優しい母性を演出するトレンド色。
2026年のファッショントレンドとしては、重苦しさを排除した「シアー素材のレイヤード」や、植物モチーフをあしらった「ボタニカルジャカード」が注目を集めています。ジャケットとロングスカートのセットアップはもちろん、単品でも着回し可能なワンピースアンサンブルがミセス世代の主流となっています。親族(叔母・姉妹)として参列する場合は、母親より一段控えめな準礼装スーツやミモレ丈ドレスを選ぶとバランスが整います。