「ザ・ドラえもんズ」という企画は、藤子・F・不二雄先生単独の創作物ではなく、小学館の『月刊コロコロコミック』を中心に、漫画家の田中道明氏や三谷幸広氏ら複数のクリエイターが関わって築き上げられたメディアミックス企画だった。
藤子プロ、小学館、シンエイ動画、そして作画を手掛けた作家陣など、関係する権利者が多岐にわたる。藤子先生の没後、原作オフィシャルの「藤子・F・不二雄ワールド」の純粋性を保持・管理するプロセスの中で、原作者の手を離れた派生キャラクターの扱いには高度な権利調整が必要となった。結果として、新作アニメやコミカライズの企画を通すハードルが極めて高くなってしまったという側面は否めない。