人工芝の上でバーベキューを行う際、最も警戒すべきはコンロ底部から地面へ放出される「輻射熱(放射熱)」です。脚付きのコンロであっても、高さが30cm未満のロータイプや底面が浅い焚き火台を使うと、芝の表面温度が容易に限界値を超えてしまいます。
地面への熱ダメージを物理的に遮断するには、多重構造による断熱防御が有効です。まずコンロの真下に厚さ3〜5cmのコンクリート平板や耐火レンガ(敷石)を敷き詰め、熱源と芝の間に十分な空気層と遮熱層を確保します。
さらに、卓上BBQコンロを使用する場合も油断は禁物です。木製やアルミ製のガーデンテーブルに設置していても、テーブルの下へ熱や火の粉、油が回り込む恐れがあります。テーブルの脚下を含めた広範囲にシリコン加工の断熱マットを敷設し、二重三重のセーフティネットを構築しておくのが確実なアプローチです。