アパレル業界をめぐる情勢の変化を経て、施設内のテナント構成はかつてない変貌を遂げた。かつて売り場の大半を占めたレディスアパレルやファストファッションの区画は、体験型エンターテインメントや話題の食のセレクトショップ、さらにはフィットネスやクリニックといったサービス機能へと着々と置き換わっている。
「服を買うためだけに駅前へ行く」時代は過ぎ去った。今、人々が求めているのは、その場所でしか味わえない限定スイーツの食感であり、限定POP UPストアで出会う一期一会の体験だ。空間そのものの魅力を高めるアプローチが、ECには真似できないリアル店舗の強みとして再認識されている。